手先のこわばりの原因は様々。
寒い朝など、手先冷え冷えで動きが鈍いというケースから、薬の副作用・場合によっては病気が隠れている場合も…。
目次
手先のこわばりの原因
- 冷え
- 女性ホルモンの減少
- ホルモン療法の副作用
- 抗がん剤の副作用
- 関節リウマチ
朝起きて動き出すと自然にこわばりが取れるようなら、そんなに心配は無いですが、1時間以上そのままこわばっているなら、関節リウマチの可能性もあるので、病院へいってとりあえず検査をしてみましょう。
こわばりが起きるしくみと症状
- 関節が炎症を起こしていて、睡眠中にその部分を冷やそうとして身体は、どんどん水分を送りこみむくんだ状態になるため指が曲げにくい、握力がでないなどの症状がでます。
- 女性ホルモンの減少でも同様なケースが起きますが、その時は指の関節というより手全体がこわばったような状態になる
- 関節リウマチの場合は左右対称に同じ症状が出るのも特徴
手先のこわばりケアのアロマレシピ
関節が炎症を起こして、浮腫んでいるのなら・・・抗炎症作用のあるものや、リンパうっ滞除去作用のある精油をつかってハンドマッサージ用のオイルを作るのがおすすめです。
- シダーウッド 5滴
- ジュニパー 10滴
- ジンジャー 5滴
- ホホバ油 5ml
*朝起きたらのハンドマッサージがおすすめですが、予防的に寝る前にも塗布すると尚いいと思います。
*身体をあたため、血流やリンパの流れをよくするブレンドです。冷え症予防にもおすすめのレシピです。
更年期の方におすすめのブレンド
関節が炎症を起こして、浮腫んでいるのなら・・・抗炎症作用のあるものや、リンパうっ滞除去作用のある精油で女性ホルモンのバランスをとるものを中心にしたブレンド例です。
- サイプレス 5滴
- フェンネル 10滴
- ゼラニウム 5滴
- ホホバ油 5ml
*朝起きたらのハンドマッサージがおすすめですが、予防的に寝る前にも塗布すると尚いいと思います。こちらのレシピは、更年期障害対策として下腹部に塗るのもおすすめです。
ホルモン療法中や乳がんの方むけのブレンド
乳がんでホルモン療法中の方や、抗がん剤の副作用でこわばりが出る場合もあります。
その場合は、女性ホルモン様の作用の強いフェンネルは避けて、抗炎症作用のあるプチグレンに置き換えてあるブレンドです。
- ジンジャー 5滴
- プチグレン 10滴
- ゼラニウム 5滴
- ホホバ油 5ml
*朝起きたらのハンドマッサージがおすすめですが、自律神経のバランスをとるのにもおすすめのブレンドです。気持ちが落ち込む時にもおすすめのブレンドなので、明るく楽しい気持ちになりたい時に使うのもおすすめです。
より自分に合ったブレンドを知りたい方は・・・
嗅覚反応分析がおすすめです。
自分でブレンドするのはハードルが高いと思う方は・・・
精油と植物油を揃えてブレンドして・・・と自分で作るの面倒だなと思う方は、市販のものですでにブレンドされたマッサージオイルをすりこむのもおすすめです。
プラナロム社のマッサージブレンドオイルは用途別に、メディカルアロマの濃度(約20%)にブレンドされているものが販売されています。
№101は、関節炎やリウマチの方向けの抗炎症作用のある精油てんこもりブレンドのマッサージオイルです。