放射線治療は、がんの三大治療法(手術・抗癌剤・放射線)の中では比較的副作用の少ない治療法ですが、人によっては、照射する部位の肌の炎症・色素沈着・ケロイドなどが起きる場合があります。
対処方法としては、病院で軟膏を処方もらったり、色素沈着を防ぐためビタミンCを積極的にとるなどの方法がありますが、アロマでもお肌に対するケアは可能です。
目次
放射線治療後の肌の痕ケア
放射線治療は、皮膚が火傷した状態と同じような状態なので、火傷あとを綺麗にするアロマは、特に放射線治療後の肌の痕ケアには、とっても効果的です。
痕を薄くするだけでなく、放射線治療後特有のお肌のピリピリ感も緩和してくれる作用もあります。
放射線治療ケアに有効な精油
- ティートリー:特筆すべきは、免疫賦活作用(白血球を元気にします)。放射線治療の時の肌を保護し、瘢痕(ケロイド)を小さくすることができる。
- ネロリ:ティートリーと同様肌の保護・瘢痕(ケロイド)を小さくする効果があります。
- サンダルウッド:かさかさとした肌の乾燥時のケアに有効です。
- ラベンダー:放射線治療後はやけどのような状態になるので、炎症を鎮める効果の高いラベンダーは有効です。お肌の傷跡も目立たなくする作用もあります。
- ロックローズ:皮膚再生効果はもとより、心の傷にも効果的です。
- キャリアオイルに上記の精油を単体またはブレンドし、気になる部位に塗布する。
- 万一、肌がしみたり、症状が余計強くなったら使用を中止しましょう。
- 放射線治療中は、線などが消えないようにその部分を避けて塗ってください。
- 肌に塗る直接的な効果も大事ですが、胸元から上がってくる香りを吸い込むことによってリラックスし、不安解消・免疫力UPにもなります。
放射線治療ケアにおすすめのアロマレシピ
- ラベンダーアングスティフォリア 10滴 皮膚組織再生作用・抗炎症作用・鎮痛作用・鎮静作用
- ティーツリー 10滴 放射線からの皮膚保護作用・神経強壮作用
- 植物油(ホホバオイルなど) 10ml
皮膚の再生に効果的なブレンドなので、火傷・シミ・水虫などにも効果的なレシピです。
- 放射線治療中は、線などが消えないようにその部分を避けて塗ってください。
- 放射線治療直前に塗るとやけどの原因になる場合もあるので、直前には塗らずに、放射線治療後の夜寝る前などに塗るのがおすすめです。
- ラベンダーには鎮痛&鎮静作用もあるので、皮膚のヒリヒリした痛みや、お気持ちのリラックスにも効果的です。
おすすめの市販ブレンド
自分でいろいろ揃えてブレンドして使うというのがハードル高いなぁと思う方には、まず市販のブレンドマッサージオイルを試してみるのもいいと思います。
ブレンドされている精油は、ティーツリー・ラベンダーアングスティフォリア・パルマローザ・カモミールジャーマン・ラヴィンツァラ。
ティーツリー・ラベンダーに加えて、炎症を起こした肌のケアやアトピー性皮膚炎の人にもおすすめのカモミールジャーマンも入っています。肌刺激の少ないものがチョイスされているので、普段使いにもおすすめです。
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ご家族で一緒にチェックすることも可能です。
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