CMでよく耳にする「過活動膀胱」
40歳以上の男女の8人に1人が、過活動膀胱の症状をもっていると言われる「過活動膀胱」
膀胱炎とは違い、細菌により起きる疾患ではありません。
膀胱炎のケアはこちらのページを参考に⇒「膀胱炎をアロマでケア」
目次
過活動膀胱の症状
- 急に我慢できないような尿意が起こる(尿意切迫感)
- トイレが近い(頻尿)、夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)
- 急にトイレに行きたくなり、我慢ができず尿が漏れてしまうことがある(切迫性尿失禁(尿漏れ))
トイレへ行く回数は、日中で5~7回、寝ている間は0回が正常と言われています。
夜中に1回くらい起きるのはいいのではとは思いますが・・・。あんまり神経質にならなくても大丈夫。自分でトイレの回数が多くて困ったと思えば頻尿くらいの気持ちで。
過活動膀胱の原因
- 神経因性過活動膀胱(神経のトラブルが原因)
脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害・パーキンソン病などの脳の障害、脊髄損傷や多発性硬化症などの脊髄の障害の後遺症 - 非神経因性過活動膀胱(神経トラブルとは関係ない原因)
- 骨盤底筋のトラブル
女性の場合、加齢や出産によって、膀胱・子宮・尿道などを支えている骨盤底筋が弱くなったり傷んだりすることによる排尿のメカニズムの不調 - 前立腺肥大
などがあげられますが多くの場合、原因不明のことも
過活動膀胱の治療方法は・・・
- 投薬治療
セルフケアは・・・
- 水分を摂取・利尿作用のあるカフェインの入った飲み物を避ける。
- 骨盤底筋を鍛える(骨盤調整系のヨガやピラティスがおすすめ)
過活動膀胱ケアに効果的な精油
- 交感神経安定作用のある:ゼラニウム・エジプト
- 自律神経調整作用のある:バジル・サイプレス・プチグレン・ローレル
上記精油の中からお気に入りの香りを植物油で希釈して、下腹部塗布するのがおすすめです。
過活動膀胱の治療薬として使われるのが「抗コリン薬」と言われるもの。
膀胱の収縮はアセチルコリンという神経伝達物質が担当しています。そのアセチルコリンの過剰分泌を抑える薬です。
アセチルコリンは副交感神経の末端から分泌されるので、アロマでは、自律神経を調節する作用のある精油を使うのがおすすめです。
精油の中にはアセチルコリンを分泌を促す精油もあります。抗コリン剤を使用している場合は、カラダ出せばいい?やめたほうがいい?の判断に迷うので、使用しないようにするか、嗅いでみて不快な感じがしないか確認してみましょう
いい香りと感じる場合は身体が欲していると捉えます。
病気が深刻になる前のケアにはアロマがとっても効果的!
たとえ原因不明の疾患だったとしても、身体のバランスをとっていけば回復に向かいます。その身体のバランスを一目瞭然にチャート化するのが嗅覚反応分析です。
おすすめの市販のブレンドマッサージオイル
あれこれ精油を揃えて自分でブレンドするのは面倒だなぁと思う方はまず、市販のブレンドマッサージオイルを試してみるのもいいかも
プラナロム社のブレンドマッサージオイルは20%濃度のメディカルアロマ用のものです。
冷え症用のブレンドですが、自律神経のバランスをとる効果抜群のマジョラムや身体を温める効果のあるシナモンカッシアなどがブレンドされており、冷えるとますますトイレが近くなる人におすすめです。このまま下腹部に塗るのがおすすめ。
嗅覚反応分析とは・・・
8種類の香りを嗅ぎ、好みの順番に並べ替えるというシンプルな手法で、その結果をチャート化することにより、体質診断はもちろん、体質改善に必要な精油や栄養素(食事)、体質に合った健康法など、あらゆる対処方法を「自分で考えられるようになる」のが特長です。
メディカルアロマの基礎を学ぶのに嗅覚反応分析士入門講座おすすめです。
- 嗅覚反応分析士入門講座では考え方の基礎となるメディカルアロマの基本を学びます。
- ご希望者には基本の精油8種もご用意いたしますので、ご自宅ですぐ実践可能です。