かゆみ対策について、かゆみと言ったら「ムヒ」なので、ムヒのサイトでお勉強させていただきました。
目次
かゆみに効果的な働き
虫刺されののかゆみから、アトピーなどのアレルギー性のもの、デリケートゾーンやバストトップのかゆみなど、幅広い痒みに対応したものがいっぱいありましたが、その中で共通する働きのものをピックアップしてみました。
共通する働き
- 爽やかな刺激で痒みをわすれさせる
- 炎症を抑える
- 殺菌する
痒みの種類によって違うもの
- アレルギーを鎮める:動物・ダニなどのアレルギー性の痒み対応
- ステロイド:強い痒みに
- 毒虫対策(ダニ・蜂・クラゲなど)
- お肌のバリア機能再生:痒みによってかきすぎなどで、お肌のバリア機能の破壊による痒み対応
テクスチャー
痒み対応成分はほぼ一緒で、しっかりその場にとどまるクリームタイプや、べたつきが気になる人向けのジェルやスプレーなどテクスチャーで分類されているものもあります。
- クリームタイプ
- スプレータイプ
- ジェルタイプ
かゆみ対策におすすめの精油
ペパーミント
- ほぼほとんどのものに含まれていたメントールが入っています。
- 鎮搔痒作用
- 冷感が気持ち良いので夏用の痒み対策にはぴったり!
- 蚊にさされなどの比較的短時間で忘れられる痒みに効果的です。
ラベンダースピカ
- 抗毒素作用という珍しい作用を持つ精油です。
- 蜂・ダニ・クラゲなどに刺された時用に
- 名前のとおり、ラベンダーの親戚なので、お肌の炎症などにも効果的です。
カモミールジャーマン
- カマズレンという青い色の成分がアレルギーを抑える作用があります。
- アレルギー性の痒み(紫外線・動物・花粉症・アトピー)に効果的
- 抗ヒスタミン作用
パルマローザかゼラニウム
パルマローザとゼラニウムどちらもお肌再生能力が高いゲラニオールという成分を含んでいます。
- 収れん作用でお肌を引き締めバリア機能を強化します。
- 皮膚弾力回復作用もあります。
- 止血作用を期待するならゼラニウム水虫対策も期待するならパルマローザをお手元にあると便利です。
ブラックスプルース
- 天然のステロイドと言われる成分を含んでいます
- アカマツヨーロッパでもOK
ユーカリラディアータ・ティーツリーなど
- ユーカリやティーツリーなどに含まれる1-8シネオールには、痒みや炎症の原因になるヒスタミンを抑える働きがあります。
- 抗炎症作用もあり
- 呼吸器系の感染症対策にも使いたい場合はユーカリ。水虫などの真菌や幅広い菌やウィルス対策ならティーツリーを持っていると便利です。
精油以外に常備しておきたいもの
濃ければ濃いほどよさげと考えるかもしれませんが、実は精油を原液で使っても、お肌への吸収が悪い・すぐ蒸発して効果無しなど、いっぱい使ったのにー。なんてことにもなるので、精油とともに使う基材も一緒に常備するのがおすすめです。
テクスチャーを決めるのに準備しておきたい基材の一覧です。
植物油
キャリア(運ぶ)オイルと呼ばれるように、精油を肌に浸透させる効果があります。
植物油にもいろいろな効能があるので、選ぶのも楽しいです。
ジェル基材
植物油よりサラッとしてひんやりするので夏向き・ベタベタが苦手な人に向いてます
無水エタノール
- 精油はそのままだとほぼ水に溶けません
- 無水エタノール(アルコール)にまず混ぜることで水に溶けやすくなります。
- アルコール70%以上で消毒にも使えます
精製水
- アルコールと一緒に使います。
- ミネラルウォーターにはミネラルなどの栄養分が腐りやすいのでNG!精製水が手に入らないなら、水道水のほうが塩素消毒されているのでミネラルウォーターより水道水を。
精油の選び方
上記で見ていただいたように、痒みに効果的な精油の種類は多種多様。選ぶ楽しみもあるというものです。いろいろ試して自分なりの痒み止め効果的精油ランキングを作るのも面白いと思います。
もしも効率的かつ効果的に選びたい場合に嗅覚反応分析士入門講座おすすめです。
嗅覚反応分析士入門講座では、巻末付録に精油の通信簿がついていて、たとえば抗炎症作用のある精油で、ラベンダーアングスティフォリアは2・カモミールジャーマンは3という具合に5段階評価になっています。
シンプルIMチェックカラーボトルの4色に対応する精油のお話しもするので、自分が青の要素が少ないなら、青のグループに属する精油のラベンダーを選ぼうなど、自分の体質に合った選び方もできるようになります。
精油の使用上の注意点
精油の使用上の注意点をまとめた記事です。
効果的な精油は使用上の注意点が多いものです。