アロマテラピーで1番お馴染みなのは芳香浴。
目次
芳香浴の方法
ディフューザーで芳香浴
振動などでアロマを拡散するので、熱による香りの変化なく精油の香りそのまま楽しめます
アロマライトで芳香浴
コンセント式で、そこに1滴アロマをたらすというお手軽さ。精油の香りがダイレクトに漂います。お掃除はこまめにしないとベタベタになりますが…
お風呂で芳香浴
お風呂で精油を使うことで、バスルームの蒸気でアロマが充満し格好の芳香浴になります。
芳香浴の効果
芳香浴は手軽にアロマが楽しめるだけでなく、メンタル・免疫・ホルモンバランス・自律神経のバランスをとるのにも役立つアロマの使い方です。
芳香浴で得られる効果は、精油の情報を電気信号でキャッチする脳と、精油の成分が肺・血液・全身と、成分と電気信号の両方で伝わるところ。内臓の負担をかけずに穏やかにしかも心地よく作用するのが魅力のひとつです。
芳香浴の効果を知って上手にセルフケアに役立てましょう。
芳香浴の効果その1:鼻から脳へ
鼻から脳へ香りの情報が電気信号で伝わることで、脳に刺激が入ります。
香りの種類によって脳に刺激が入る場所が違うので、ラベンダーならリラックスさせる・マンダリンは不安の軽減などメンタルに良い影響を与えます。
視床下部にも刺激が入り、ホルモン分泌の調整・自律神経のバランス調整などにも効果があります。
- メンタルに効果のある精油:ラベンダーアングスティフォリア・マンダリン・マジョラムなど
- 自律神経のバランス調整効果のある精油:プチグレン・ゼラニウム・ラベンダーアングスティフォリアなど
芳香浴の効果その2:気道から肺へ
精油の香り成分が鼻から気道⇒肺への経路をたどる場合に、抗炎症作用や抗菌作用のある精油を使えば、鼻炎・気管支炎・肺炎などの予防に一役かってくれます。
- 抗炎症作用のある精油:ラベンダーアングスティフォリア・ユーカリ・ゼラニウム・カモミールなど多数。
- 抗菌作用のある精油:オレガノ・タイム・シナモンなど
芳香浴の効果その3:血液から全身へ
精油の薬理作用が血液にのって全身に運ばれます。そのため内臓に負担をかけることなく全身にくまなく効果を発揮します。
精油の薬理作用には、血行促進や血管拡張・うっ滞除去など、身体の巡りをよくする作用などもあります。
うっ滞&うっ血除去作用のある精油:サイプレス・シダー・ジンジャーなど
精油の選び方
精油もメーカーによって香りは様々。慣れてきたらいろいろなメーカーの嗅ぎ比べも楽しいものです。
PUKALANI的精油メーカーの特徴をまとめてみました。
メディカルアロマの基礎を学ぶには・・・
手軽に楽しめる芳香浴をより日常の健康生活に役立てるには、メディカルアロマの基礎を学ぶのもおすすめです。
嗅覚反応分析士入門講座では、メディカルアロマの基礎はもちろん。嗅覚の反応から自分の状態を知り、どのように芳香浴を活用していけば良いのかもわかるようになります。
嗅覚反応分析士入門講座
PUKALANIでは嗅覚反応分析のベースとなるメディカルアロマの基礎を学ぶ嗅覚反応分析士入門講座を開講しています。
アロマ初心者さんにおすすめなのは勿論、アロマを使いこなしている方にも、新しい精油の選び方ができる眼から鱗が落ちること請け合いの新しいアロマテラピーの内容になっています。