精油のくすり箱

痛みの種類と精油の作用

 

アロマで結構緩和ができるのが、痛みの緩和。痛みの種類によって選ぶ精油を変えていくと結果が出やすいです。

 

痛みの種類

痛みの種類として大きく分けて3種類になります。

  1. 侵害受容性の痛み:怪我や火傷など。炎症起こすもの
  2. 神経障害性の痛み
  3. 心因性の痛み:脳が感じる痛み

 

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侵害受容性の痛みと精油の作用

痛い場所が分かっているケースが多いので、精油を選ぶ場合も比較的選びやすいかもしれません。例えば痛みを和らげる鎮痛作用のあるものとか。

  • 鎮痛作用(痛みを和らげる):アルベンシスミント(ハッカ油)・ジンジャー・ジュニパー・ラベンダーアングスティフォリアなど…他多数
  • 鎮痛作用(無痛覚)痛みを感じなくさせる:アルベンシスミント・ジュニパー・ラベンダーアングスティフォリア・ペーパーミント・ローレルなどなど・・多数
  • 麻酔作用:アルベンシスミント・ペーパミント・クローブ・カモミール・シナモン
  • 抗炎症作用:ユーカリレモン・ウィンターグリーン・ジュニパー・カモミール
  • キューっとした痛みには・・・鎮けいれん作用:バジル・クラリセージ・イランイラン・ラベンダーアングスティフォリア

 

神経障害性の痛みと精油の作用

精油には神経を活性化したり、バランスをとったり、興奮を和らげる鎮静作用など、結構使えるものがあります。

  • 鎮静作用:マンダリン・マジョラム・ラベンダーアングスティフォリア・プチグレン
  • 神経強壮作用:ネロリ・パルマローザ・フェンネル・ブラックスプルース・ラヴィンツァラ
  • 神経バランス回復・維持作用:イランイラン・サイプレス・プチグレンなど

 

心因性の痛みと精油の作用

心が痛い・・・。もう治ったはずのところが痛く感じるなど、脳が感じる痛みの心因性の痛み・・・ある意味この痛みに1番アロマが向いています。

  • 鎮静作用(興奮を鎮めて落ち着かせる):マンダリン・マジョラム・ラベンダーアングスティフォリア・プチグレン
  • バルサミック作用(感情を落ち着かせ痛みを和らげる):アカマツヨーロッパ・ローズマリーシネオール・ジンジャーなど
  • 抗うつ作用:イランイラン・ネロリ・フランキンセンス・ラベンダーアングスティフォリアなど
  • 抗不安作用:マンダリン・マジョラムなど

 

精油の選び方

上記で見ていただいたように、痛みに効果的な精油の種類は多種多様。選ぶ楽しみもあるというものです。いろいろ試して自分なりの痛み止め効果的精油ランキングを作るのも面白いと思います。

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もしも効率的かつ効果的に選びたい場合に嗅覚反応分析士入門講座おすすめです。

嗅覚反応分析士入門講座では、巻末付録に精油の通信簿がついていて、たとえば鎮痛作用のある精油で、ラベンダーアングスティフォリアは4・ゼラニウム2という具合に5段階評価になっています。

精油のプロフィールの中で説明するシンプルIMチェックカラーボトルの4色に対応する精油のお話しもするので、青のグループに属する精油で冷やして痛みを緩和してくれそうだなとか、赤のグループに属するで身体自体の活性化を図って痛み成分を排出しようなど、そんな選び方も可能になります。

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