インフルエンザにかかる人とかからない人の差はいろいろありますが、大きな差はインフルエンザ対策を熟知しているかどうかなんだそうです。
ちなみにインフルエンザワクチンは、インフルエンザにかからないようにするものではなく、インフルエンザウィルスの素をごくごく少量身体に入れて、身体に事前学習をさせて、インフルエンザウィルスが身体で増殖しようとしたときに、すぐに対処して重症化しないようにするためのものです。
まぁ、ワクチン売ったらから今シーズンはもう絶対かからない!という気持ちになるのもとっても効果的ではありますが・・・
目次
インフルエンザウィルスの寿命&特徴
そこで対策をするにはまずインフルエンザウィルスさんの特徴をよく知りましょう
インフルエンザウィルスの寿命
- 衣服など凸凹した場所では、8時間~12時間
- テーブルドアノブなどつるんとした場所では24時間~48時間
- 空気中 湿度50%以上 8時間 湿度20%以下 1日以上
上記の示す通りインフルエンザウィルスと接触したら、8時間以上はそこで生きてるということになります。
インフルエンザウィルスの特徴
- 感染経路は、飛まつ感染と接触感染
- 鼻や喉の粘膜で増殖します。
- エンベロープという脂質でできた膜を持つウィルス
アロマでできるインフルエンザ対策
このようなインフルエンザウィルスと戦うアロマ対策です。どれも簡単にできるしいい香りなので楽しみながら取り入れましょう。
芳香浴
もっともポピュラーな方法ですが、実はかなり効果があるのです。
インフルエンザウィルスにはエンベロープという膜を持っていて自分の身を守っていますが、精油の種類によってはその膜を破壊する効果があるのでやっつけることができるのです。
芳香浴がおすすめの理由
- ディフューザーやアロマスプレーなどを使って、精油を漂わすことで、空気中に漂うインフルエンザウィルスをやっつけることができます。
- お部屋など広範囲に対しての対策になります。芳香浴を取り入れた保育園でそのシーズンは学級閉鎖をしなくて済んだというお話しもよく聞きます。まずはおうち対策としてみんなに効果的な方法です。
- お部屋の湿度対策にも一役買います
ブレンドオイル塗布
ブレンドオイルやジェルを作成して塗る方法です。
ブレンドオイル塗布がおすすめの理由
- 鼻下・首すじなどに塗ることで、ピンポイントで鼻・ノドなど感染経路の防御に役立ちます。
- 睡眠時胸元に塗ると寝ている間に口呼吸になりやすい人のノドなどを守ることができます。睡眠の質を上げて免疫力アップもできて、インフルエンザに対抗できる身体に。
アロマバス
塩などに精油を混ぜてアロマバスソルトを使用することで、お風呂から立ち上る湯気でのどなどを潤し、インフルエンザウィルス対策になります。
インフルエンザ対策だけでなく、リラックス・むくみ・安眠対策にもアロマバスは効果的です。
抗菌アロマジェル
エンベロープという膜を破壊してインフルエンザ対策をする方法でよく知られるのが、アルコール消毒。アルコールと精油を両方使えば相乗効果でパワーアップ!いい香りのおまけつき!小分けにして持ち歩けばいい気分転換にも便利です。
- ユーカリラディアータ 10滴
- ローレル 10滴
- パルマローザ 10滴
- 無水エタノール 20ml
- ジェル基材 30ml
インフルエンザ対策におすすめな精油
精油には様々な薬理作用があります。上手に組み合わせることで効果的なインフルエンザ対策になります。
- 抗ウィルス作用:ティーツリー・ユーカリラディアータ・ラヴィンツァラ・パルマローザ・ローレルなど
- 免疫刺激作用:ラヴィンツァラ・ユーカリラディアータ・パルマローザなど
- 粘液腺分泌刺激作用:ユーカリラディアータ
いろいろおすすめはありますが、上記の作用をすべて持つのがユーカリラディアータ
香りも一般受けしやすく、皮膚刺激が少なめなのでお子さまにも比較的安全に使いやすい精油です。